TOTO株式会社様:BPR改革者・BPR推進者育成支援

テーマ:BPR改革者・BPR推進者育成支援
「今回ご依頼いただいた背景や経緯についてお聞かせください」
TOTO株式会社様:
TOTOでは、共通価値創造戦略「TOTO WILL2030」に基づき、持続的な成長を目指しています。その重点施策の一つとして、DX人財育成があります。この全社方針を受け、私たちが所属するトイレ空間生産本部では、新たな商品やサービス、ビジネスモデルを構築することをミッションとし 、DXの風土醸成と業務改善・改革者の育成を重点事項とし、高いレベルでの業務効率向上を実現するという目標を掲げています。※TOTOでは”人材”を一番の財産と考え”人財”と呼んでいます。
昨年度の活動を振り返る中で、DXツールの導入といった業務改善は進んだものの 、より根本的な業務改革(BPR)を推進するには、社員のBPRに関する知識やスキル、そして改革に対するマインドをさらに高めていく必要性を感じていました。また、これまでのプロジェクト推進を通じて、要件定義力の向上や、部門を超えた連携強化も重要なテーマとなっており 、現場が主体となって業務改革を推進できる人財の育成が急務となっていました。そこで、今年度は業務改革者の育成を重点目標とし 、体系的且つ実践的な学びの場としてBPR基礎研修をするに至った、という経緯です。
その中で「Unite Partners」の決め手を教えてください
TOTO株式会社様:
複数の研修パートナー企業様にお声掛けし比較検討させていただきましたが 、その中でUPに決めた理由としては、DXを含む業務改革の専門知識の高さ、つまりコンサルタントの専門性がまず大きかったという点です。また、TOTOのトイレ空間生産本部の将来を見据えた全体的な研修プログラムを柔軟に設計提案いただいた点が一番大きかったと感じています。
さらに、システム開発におけるこれまでの課題やBPRの知識向上といった背景をうまくご理解いただいた上で 、単なる知識のインプットにとどまらず、実践的な研修内容をご提案いただいたという点も良かったと思っています。加えて、研修後のフォローアップまで含めて手厚いサポート体制も決め手の一つになりました。
「Unite Partners」は期待に添えましたでしょうか
TOTO株式会社様:
期待を大きく上回る成果が出たかなと実感しています。定量的な成果としては、今回研修いただいた参加者の自己スキル評価が平均50%以上向上しました。また、弊社の定める認定基準を満たす人財が、研修前と比較して約6倍に増えるなど、飛躍的な成果が見られました 。参加者のほぼ全員において確実なスキルアップを実感しています。
定性的な成果としては、参加者の意識が大きく変わった点があります。アンケートでも、業務改善と業務改革の違いが理解できるようになったという声や、プロセスそのものを見直す必要性があるということがわかったという声が挙げられていました。特に、これまで手作業で行っていた業務に疑問を持って、生成AIなどを活用して抜本的な改革を目指そうとするマインド変革が多くの参加者で見られたのは大きな収穫でした。部門横断の視点に関しても、定量的な分析力や今後強化すべき課題が明確になりましたが 、それも含めて次なる育成の方向性が見えてきたことが今回の大きな成果だったのではないかと思っています。
「Unite Partners」のコンサルタントの印象をお聞かせください
TOTO株式会社様:
一言で言うと、理論(ロジック)と実践を高いレベルで両立されているプロフェッショナルの集団という印象です。BPRのフレームワークであったり、システム開発におけるPoCといったところを、理論としてわかりやすく解説してくださった一方で 、演習では常に自分たちの業務に置き換えたらどうなるかという実践的な視点で対応してくれました。
特に印象的だったのが、研修後の全体評価レポートです。各参加者の良かった点、課題、そして具体的な改善ポイントが詳細に分析されていたと感じています。これらは研修期間中講師の方々が一人ひとりの参加者に真剣に見ていただき、本気で成長支援しようとしてくださっている証だと感じております。
「Unite Partners」はどういった企業、課題をお持ちの方にお勧めできますか?
TOTO株式会社様:
今回感じたところからいくと、まずDXの必要性を感じているが、何から手をつけていいかわからない、または社員の意識改革が進まず悩んでいる企業に当てはまると思います。2点目としては、これまで部分的な業務改善は行ってきているが成果が限定的であり、全体的な業務改革に踏み出したいと考えている企業には良いのではないかと思いました。
最後3点目は、研修で学んだ知識を、現場ですぐに活かせる実践的なスキルとして定着させたい企業に向いているのではないかと思っております。特に、業務部門とIT部門の連携をさらに強化したいと考えている企業には最適ではないかと思います。今回の研修では、業務プロセスの可視化からシステム要件定義の基礎まで、両者の共通言語となる知識を体系的に学べるため 、部門間の連携を強化する上でも非常に有効だと感じています。
「Unite Partners」の一番の魅力はどこだと思いましたか?
TOTO株式会社様:
一番の魅力は、徹底した伴走型(ハンズオン)の支援スタイルではないかと思っています。一般的な研修では受けっぱなしになってしまうところがありますが 、UPは研修を実践して終わりということにするのではなく 、研修中から研修後まで私たちの課題に寄り添っていただき、ともに走ってくれるパートナーだと感じております。
その象徴が、詳細な評価フィードバックレポートであり 、これにより研修の成果を一過性のものにせずに、次の具体的なアクションプランに繋げることができると感じております。クライアントの改革者推進者を育成したいという思いを深く理解していただけたということもあり 、その実現に向けて最後まで責任を持って伴走してくださる真のパートナーだと感じています。